遅ればせながら映画『アイミタガイ』を観てきました。

私が生まれ育った桑名の街が舞台になっていて、普段よく見る光景の中でストーリーが展開していくので、親しみをもって観ることができました。
ストーリーも素晴らしく、48歳男まさかの涙、涙でございました（あらすじを見る限り泣けそうだったから敢えてひとりで観に行ったんですけどね）

アイミタガイ、漢字で書くと「相身互い」。
誰かを想ってしたことは、巡り巡って見知らぬ誰かをも救うという意味だそうです。私も初めて聞く言葉でした。
なにかあったときはお互い様！という感じに近いのかな？
間違っても見返りを期待して行うような浅ましいものではありません。
ネタバレするといけませんから内容は控えますが、想いって巡り巡って伝わっていくんだなと思いましたね。

わたしの不動産業は、人に想いを伝えることが仕事と言ってもいい。
ひょんなことで出会った“ご縁”は、実は別のご縁で繋がっていたり、ご縁とご縁が繋がり驚くような出会いを生んだりと。
今思うと、あの取引は“アイミタガイ”だったのかなと思い当たるのがいくつかあります。
ご縁というのは、ご縁の大切さ、有難さの気持ちを常に持っていないと、そもそもこれがご縁なんだと気付かない。だからこそ、どの出会いにも感謝しないといけない。

以前こんなことをブログに書いてました　　←ここクリック

そんなことをあらためて感じさせてくれて、観終わって不思議とスッキリした気持ちになる作品でした。
あ、あと、黒木華さんとっても素敵でした。

営業職全般、特に不動産業をやってる方は絶対観るべし。心打たれますよ。
是非スクリーンで！