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2023.6.7

日々是好日

好きな言葉のひとつ 『日々是好日』

何年か前に小説で読んで知った言葉です。その後映画にもなり広く知られることになった言葉ではないでしょうか。

字を見て最初は『毎日良い日だ』みたいな楽観的でポジティブな意味だと思っていたのですが、実はこの言葉は禅語ということもあり、もっともっと深い意味のようです。

『良い日も悪い日もなく、どんな日でも“好日”と受け入れましょう』という意味で、『物事をありのまま受け入れましょう』と置き換えることも出来ます。

しかし、どんな日であっても“好日”と受け入れることは簡単ではないですよね?

仕事で大きな失敗をして凹む日もあるし、注意さえしていれば防げた怪我をすることだってあるし、大切な人を亡くす日だってある。そんな辛い日でも好日と言えるのかって話です。

でもよく考えると、良いことと悪いこととは表裏一体で、すべてが何かの伏線になっていて、今は悪いと思えることであっても、それが喜びを感じるきっかけになっていたり、大体は良いことの前兆だったりします。実は物事には必ず反対の何かがくっついているものです。
喜びは、その前にあった苦悩が大きければ大きい程大きく感じられるのもそういうことですね。

明けない夜はない。人生イイこともあればアカンこともあるもんさ。楽しむべきところはそれを楽しみ、楽しみ無きところも、また無きところを楽しむ。

そうやって楽観的に解釈するのが私なりの“日々是好日”。

あまりにイイ言葉すぎてこんなのを事務所に飾っております↓↓↓

ちょうどKIZUKIのコーポレートカラーでいいなと思いおもわずポチりました。

文字を見るだけで、今日が良い日に思えてくるから不思議です。

本当はお客様にも見ていただける応接室に掛ける予定でしたが、思っていたよりサイズ感が合わなくて事務所内に掛けました。応接室内に掛けるものは書家さんにお願いして書いてもらおうかと思っています。お楽しみに。

さあ、今日も一日、どんなことでもドーンと受け入れて“日々是好日”