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2025.10.3

「お金を稼ぐ」とはどういうことか

日本ってお金を稼ぐことをまるで「悪」であるかの見方をしますよね?

なぜなんでしょうか。お金の話をするだけで「守銭奴か!」って言う人もいるくらいお金の話がタブー視されている。まったくもって不思議です。
稼ぐことは下品なことだと言わんばかりに、稼ぐ人を口撃したがる謎の日本文化。
これが日本人はマネーリテラシーが低い!と言われる最たる要因だと思っています。
諸外国では、小さい頃からお金について学びますので、稼ぐことには皆貪欲ですし、日本とは明らかにお金に対する認識が違う。

まあ、そんなわけで“お金を稼ぐ”とはいったいどういうことなのか、ちょっと考えてみたい。

「お金を稼ぐ」ということは一言でいうと、「価値を提供し、その対価としてお金を頂戴する」ことだと私は思います。

なので、稼ぐということは、やましいことでも後ろめたいことでもなく、本来は素晴らしいことなんです。

価値を提供し、喜んでいただいて対価を得る。そう考えると、【価値提供量+喜ばれた量】と【稼ぎの量】は完全に正比例する。稼ぐ人に対してそういった見方をすれば、稼ぐにはどうしたら良いか本質的な部分が見えてくる。
努力することを放棄し、稼ぐ人に対し蔑むような見方をする人に限って稼ぎが乏しいのが世の現実。


私は、子供たちに『稼ぐって素晴らしいこと。だから稼げるような人間になりなさいっ!』と常々言っています。
(娘たちには、稼げる男性をみつけなさい!とまで言っています🤭)

私、今の仕事を始めて一番良かったと思えることがあって、

それは“稼ぐことは素晴らしいことだ”ということを、自分自身が今の仕事を通じて、心の底から感じることが出来ていて、その想いや行いを妻や子供たちに身をもって示すことが出来てるということ。

うまく言えないんだけど、同じお金でも会社勤めの時は『働いて得たお金』、経営者として得たお金は『稼いだお金』という感覚がある。そうやって稼いだお金を家族と共有出来ていることになんとも言えない幸福感を感じるのです。

不平不満タラタラ言いながら、普通に仕事して得たお給料は“得たお金”
相手に価値を提供し、喜んでもらえた対価として頂戴するお金は“稼いだお金”

同じお金であっても、後者は自分の仕事に誇りが持てて、家族にも誇れますよね。

そのようにして“稼いだ”大切なお金を家族と共有し、稼ぐ素晴らしさを子供に伝えていく。
それが親父の子育て最後の役目なのかなと。

仕事は、楽しく、稼ぐ。

それでは。