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2025.9.10
天敵は実は恩人?
今日は“「ストレス」は一概に有害とも言い切れないんじゃないか説”について。
私たちは、ストレス社会で生きてると言っても過言ではありません。ストレスは心理的なものや、身体的なものなど様々です。
ストレスと言っても受け止め方は人それぞれで、同じ出来事に対して、ある人はストレスに感じたとしても、ある人はそれをカンフル剤にしてしまう。そもそも、全く感じない人だっていますね😁
これは生れ持った性格によるものですから、変えようたって変えれるものではありません(ちなみに私は天性の鈍感力が備わっているせいか、耐性は強いと自己分析しています😅)
そこで、捉え方を変えてみる。
適度なストレスはむしろ必要なものだって。
ある専門家は、適度なストレスは人生の幸福度を高めるとも言っています。
何もないストレスフリーな人生は一見幸せそうにみえるが、それは言い方を変えれば「何もしていない安定した状態」であり、リスクを排除した、刺激の無い無難な人生とも言えます。
安定に過ごして、安定に年を重ねて、安定に生活に困っていく。ただただ安定に時間だけが過ぎていく。そんな人生はちょっとやだな。
であるならば、リスクとストレスは自身の生活の幸福度を増すための栄養分だと、捉え方を変えてみる。
いつもイキイキしてる人ってだいたいそんな思考ですよ。
志高い経営者の方々とお会いする度に感じるのですが、
素敵な経営者と思える方は、まさに生きるか死ぬかの世界で駆け抜けているから喜怒哀楽のふり幅が常人より大きい。だからいつまでも感情が若く、元気で、いつも少年のようなキラキラした目をしている。リスクを積極的にとり、ストレスをうまく活力に変換し、自分の人生を見事に舵取りしている。
この経営者、年の割に若々しいなーって感じるのはそういうことです。
(何を隠そう、僕も最近若く見られることが多いんですよ😊)
こんな例え話があります。
ウナギとナマズの話です。知っている方もいると思いますが、ナマズはウナギにとって命を脅かす天敵です。
ウナギの稚魚は高級品です。専門業者がウナギの稚魚を海外から空輸したら、移動中に90%の稚魚が死んでしまっていました。千匹だとしたら9百匹が死んで、百匹しか生きていない計算です。これは大変な事です。
原因は何だったのか?関係者たちも原因が分かりません。試行錯誤しながらも空輸は続きます。
ある時、90%の稚魚が生きて到着したことがあったのです。なぜだ?なぜだ?関係者も驚きます。
すると、稚魚の水槽に、一匹のナマズが紛れ込んでいました。
もしや、ナマズが影響してるのか?
そんなはずは。。。ナマズはウナギの稚魚にとっては天敵だったはず。それなのになぜ?
稚魚はナマズに食べられまいとして、移動中ずっと同じ水槽の中を逃げ回ります。危機を察知し、動き回ってた結果、元気でいられたのです。本来なら、ウナギの稚魚にとってナマズは超迷惑な存在です。けれども、その迷惑(ストレス)な存在のおかげで、多数の稚魚が生存できた。
ストレスがウナギの生存本能を呼び起こし元気にさせたのです。
そう言う意味では、天敵は実は恩人だったのです。
私たち人間社会においても、必ず天敵ナマズみたいな人が存在します。 よね?
「あの人さえいなければ・・・・」って思い当たる方は絶対にいます。。。 よね?😅
「あのお局さえいなければ・・・・」って思い当たる方、絶対いるはずです。。。 よね?😁(一般論ですよ、一般論)
でも、見方変えれば、天敵ナマズ人間は、自身の成長には欠かせない尊いキャラでもあるってこと。
そう考えたら、ナマズ人間もあながち捨てたもんじゃない。
「あんた、ほんまいつもありがとな、私の成長を手助けしてくれて」くらいの上から目線でちょうどいいかも👌暮れにはお歳暮を贈ってあげても良いくらい🤣
ストレスを抱えているということは、それだけ自分にとって意味のあることに取り組めている証拠ですから、ストレスを受け入れて上手く「人生の活力」へと変換していきたいものです。
それでは。